元フジテレビのアナウンサーとして活躍していた長谷川豊さん。
一体なぜフジテレビを辞めたのでしょうか。
今回の記事では、長谷川豊さんがフジテレビをなぜ辞めたのか、過去の不祥事と呼ばれる問題とともにまとめました。
長谷川豊のプロフィール

長谷川豊さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:長谷川豊
- 生年月日:1975年8月12日
- 出身地:奈良県奈良市
- 職業:元アナウンサー、経営者、コンサルタント、プロデューサー
長谷川豊はフジテレビをなぜ辞めた?

長谷川豊さんは、2013年4月にフジテレビを辞めています。
辞めるきっかけとなったのは、2010年にニューヨーク赴任時に起こった
滞在費不正使用疑惑
です。
当時は会社から「業務上横領」と言われていましたが、長谷川豊さんを担当した6人の弁護士が、
横領の意図はない
と主張しています。
疑惑というだけで、実際には横領ではありませんでした。
長谷川豊さんは、これまでに不祥事と呼ばれている問題がいくつかあります。
次で、時系列に沿ってまとめました。
長谷川豊の不祥事まとめ!
ここからは、長谷川豊さんの不祥事について時系列で追っていきます。
2010年9月〜2013年4月:ニューヨーク滞在費の横領疑惑?
この件に関しては、長谷川豊さんが自身のブログでも公表しており、2018年11月6日のM&A BANKのインタビューでも説明しています。
テレビ業界だけじゃなくマスコミ業界全体の風習なで領収書の改ざんをみんなむちゃくちゃやっていた
金額が大きいものに関して、領収書を分けるということをやっていたそうです。

この件については、長谷川豊さん自身がフリーになった際に以下のように感じたと公表しています。

あーこれは余程酷かったんだな
また、当時の人事局の人はツーカーだったため、「はーい それでOK」「この領収書はこんな感じで」とメールでやりとりをしていたのだとか。
後任に指摘をされた
そして、2011年の3.11の時に人事局の人が現地に飛ばされてしまったタイミングで、引き継ぎなしでやってきた後任の方に領収書の件について指摘をされたそうです。
その人に対して僕が一言目にちゃんと「いい加減なことをして、本当に申し訳なかったです」と謝ればよかったのに、「こんなの横領と言われても仕方ない」みたいなことを言われたもんだから、若さもあって「ふざけんな」と…
引用:M&A BANK





そもそも担当者とやりとりをして話は終わってんだ。
悪いことしたのはむしろ前任の担当者だろ、おかしいだろ。
このように、皆の前で罵倒してしまったことがきっかけで、「反省の色なし」と判断をされて処分に至ったと公表しています。
内通者により横領と言われてしまう
フジテレビ内部には、週刊誌に情報を流す方がいたのだとか。
週刊誌に長谷川アナウンサーは何があったのかと聞かれるたびに、
あーあいつね、もう横領みたいなもんだから横領と書いていいよ
と言ったことで、長谷川豊アナウンサー=横領という情報が出回ってしまったということですね。


費目は適当に書いていたが、お金を盗ろうとはしていない
家族を守るために退社を決意!
そして、子どもたちの名誉を守るためにもフジテレビを退社する決意をします。
本来僕が「会社を辞めます」と言って退職届を出せば翌日辞められるんですが、5箇所たらい回しにあいまして、フジテレビを辞めるまで3ヶ月かかりました。圧力も散々かけられました。
引用:M&A BANK
このように、退社するまでに相当苦労したことが伺えます。
ブログで誤解が解ける
その後、長谷川豊さんはブログでこの問題について公表。
なんと1ヶ月で3300万PVも見られたとのこと。


これにより誤解も解け、フジテレビ退社1年後からは、
- 帯番組の司会
- ニュースキャスター
に就くこともでき、法務的には問題ないと判断されたようです。
しかし、最終的には自分が悪いと語っています。


みなさんちゃんと経理計算はちゃんとやったほうがいいですよ
2016年9月:ブログでの発言
2016年9月19日に、公式ブログ「本気論 本音論」にて以下のように投稿したことが問題となりました。
自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!
引用:日経ビジネス
この発言により、以下の仕事を降板する事態に追い込まれました。
- テレビ大阪、読売テレビ、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の降板
- 出演するすべてのテレビ番組を降板
- ブログが転載されていたネット言論サイト「BLOGOS」のライター陣から外される
その後謝罪
そして、10月18日には腎臓に疾患がある患者2人に直接会って「お詫び」したことをブログで報告していました。



僕の誤った表現によって、気分を害した人も大勢いらっしゃる以上、表現者である僕は丁寧に反省し謝罪していくことが大事だと考えています
人工透析のブログを書いた理由は?
また、人工透析のブログを書いた理由については、
- 読売新聞の朝刊で、医療費が40兆円を超えたという記事を読み、どう努力しても医療費をこれ以上減らすのは難しいのではないかと感じた
- 複数の医療機関を実際に取材し、人工透析への支払いが加速度的に増えていることが分かった
- 日本の医療制度が限界を迎えていることを示す1つのモデルケースとして、人工透析に対して警鐘を鳴らしたいと思った
と語っています。
炎上の渦中に相手を挑発するようなブログも書きました。あれが余計に油を注ぐ結果になったと思うのですが。
引用:日経ビジネス
このブログについては、煽りすぎたと反省していました。



意図的に煽ることでエンターテインメントのような見せ方を狙っていたところがあったのだと思います。
やっぱり僕はどこまでいってもテレビ屋で、フジテレビのDNAというか、楽しくなければ、面白くなければ発信しちゃダメだと考えているところがどこかにありました。
2019年2月:差別発言
2019年2月には、東京都内で講演し多彩に江戸時代の被差別民について、身分を示す差別的な呼称で取り上げたことで問題となりました。



人間以下と設定された人たちも、性欲などがあります。当然、乱暴なども働きます
さらに、コラムで以下のように書き込んだとこも炎上するきっかけとなったようです。
「きちんとした知識を有していないにもかかわらず、安易に一部の身分の被差別者を犯罪集団だったと言及したことは、差別の助長、差別の再生産を聴衆にもたらす、弁解の余地のない差別発言だ」などと書き込んだ。
引用:日本経済新聞
これにより、
- 日本維新の会が参院選公認取り消しを検討
- 部落追放同盟から抗議文を受領
することとなりました。
公式コラムで謝罪
その後、2022年5月22日の公式コラムで謝罪しています。
人間としてあってはならないことを犯してしまい、慚愧の念に堪えない
引用:日本経済新聞
まとめ
今回の記事では、長谷川豊さんがフジテレビをなぜ辞めたのかと、これまでの不祥事と言われる問題についてまとめました。





