東京都立大学教授の宮台真司さん。
1990年代にブルセラや援助交際を論じて脚光を浴びました。
現在も政治から芸能まで幅広く切り込む社会学者として有名ですよね。
そんな宮台真司さんの学歴が気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、宮台真司さんの学歴についてご紹介します。
中学から大学まで超有名校を卒業していますよ。
さらに、6回も転校したり不登校だった時期もあるようです。
早速詳しく見ていきましょう。
宮台真司プロフィール
宮台真司さんのプロフィールをご紹介します。
・名前:宮台真司
・生年月日:1959年3月3日
・出身地:宮城県仙台市
・職業:社会学者、映画評論家、東京都立大学教授、大学院大学至善館特任教授
宮台真司さんの嫁については、こちらの記事で詳しくまとめています。
宮台真司さんの子供については、こちらの記事で詳しくまとめています。
宮台真司の子供は3人!悪いことも許容する子育ての真相とは!?
合わせてご覧ください。
宮台真司の学歴は?
宮台真司さんの学歴について、小学校から大学までを詳しく見ていきましょう。
小学校を6回転校!?
宮台真司さんは、なんと小学生時代は6回の転校を経験しています。
- 1965年4月:東北大学附属小学校(現: 宮城教育大学附属小学校)入学
- 富士見市立鶴瀬西小学校(現: 富士見市立つるせ台小学校)に転校
- 京都市立松尾小学校に転校
- 京都市立山階小学校に転校
- 京都市立安朱小学校に転校
- 三鷹市立第六小学校に転校
- 1971年3月:三鷹市立第六小学校卒業
どうやら、父親の転勤があったようです。
小学生時代のほとんどは、埼玉県入間市と京都府京都市で過ごしています。
転校経験が多かったことと、早生まれの身体的なハンディキャップがあったということが大きく、周囲とのコミュニケーションについて意識的に考えていたのだそう。
幼いながらも、自分をどのようなキャラクターとして演じていくのか、転校のたびに考えていたそうです。
せっかく友人ができても、またすぐ離れ離れになってしまうのは、相当寂しかったと思います。
この経験も、今の社会学者としての成功に活きているのでしょうね。
中学と高校は超有名校へ進学!
宮台真司さんは、小学校卒業後は麻布中学校・高等学校へ進学しています。
開成中学校や武蔵中学校と並ぶ御三家と呼ばれる、超有名な男子校ですね。
6回の転校を繰り返しながらも、中学受験をしたとはさすがです!
麻布中学校・高等学校は、
・高校からの募集をおこなっていない
・校則がない
・制服がない
という珍しい学校です。
とても自由な校風で、自主・自立の校風の下、入学試験を除く学園生活の大部分で生徒が「自分で考えさせる」ことが重視されているようです。
とても生徒を信頼している学校とも言えますね。
宮台真司の社会学の基礎は麻布中学・高校時代に築かれた?
宮台真司さんは、以前B-plusのインタビューで社会学について以下のように語っていました。
「皆で決めたことは本当に正しいのか」「皆で決めたことが必ずしも正しくないとすればなぜ従うのか」という疑問を論じて、自分で納得できる答えを導き出すだけでも、かなりの知識と思考の力が必要です。
引用:B-plus
この辺りは、麻布中学と高校の校則がない中で学生生活を送ったからこそ、突き詰めて考えるきっかけになったのかもしれませんね。
大学は東京大学を卒業!
宮台真司さんは、高校卒業後は1浪して1978年に東京大学教養学部文科III類に進学しました。
その後、1980年には東京大学文学部社会学科進学しています。
東大に入った理由は?
実は、宮台真司さんはもともと社会学を専攻するつもりはなかったそうです。
僕は映像作家になりたくて、70年代の半ばに大学に入学するとき、高名な映像作家やプロデューサーはどこの出身が多いのかを調べたんです。そうしたら東大の社会学科の出身が多かったんですね。
引用:B-plus
「それだったら、東大の社会学に行くか」といった動機だったので、社会学という学問に対する興味はほとんどなかったと言ってもいい。ただし、僕は中学高校の時分から、哲学や思想の本を読むのが好きだったというのがあります。
どうやら最初は、映像プロデューサーになりたかったようです。
その方々の出身大学が東大の社会学科だったから進学したということと、哲学や思想の本を読むことが好きだったことも大きかったようですね。
宮台真司は高校と大学で不登校だった!?
宮台真司さんは、2019年8月に、不登校ユーチューバーで有名なゆたぼんさんの「学校に行かないとダメ」かという質問に答えていました。
講演会終了後、ゆたぼん君は宮台氏と一対一でお話。すると、宮台氏は「学校なんて行かなくていいんだよ」と話し、自身の過去を明かす
引用:https://sirabee.com/2019/08/24/20162147773/2/
どうやら宮台真司さんも高校2~3年と大学1~2年生の頃は、学校にほとんど通っていなかったようです。
授業に出ていなかったからと言って頭が悪くなったわけではなく、反対に授業に出ても頭が悪くなった人もいる
と説明しています。
不登校の原因については明かしていませんでしたが、幼少期から自立した環境み身を置いていたからこそ、色々と考えることも多かったのかもしれませんね。
まとめ
今回の記事では、宮台真司さんの学歴についてご紹介しました。
宮台真司さんは、父親の転勤の都合で小学校を6回も転校しています。
そのような環境でも、御三家の一つである麻布中学校・高等学校へ進学。
その後は東京大学へと進学しています。
環境の変化が多かった幼少期時代から、自身を取り巻く周りの状況には敏感だったと思います。
様々な思いや経験が今の宮台真司さんにつながっているのでしょうね。