演歌歌手の八代亜紀さんが、2023年12月30日にお亡くなりになりました。
昨年に膠原病を公表されて、闘病生活を送っていましたが、突然の訃報に世間からは悲しみの声が殺到しています。
今回の記事では、八代亜紀さんの死因の特徴について詳しく調査しました。
また、持病の膠原病との関係性についてもまとめております。
ぜひ最後までご覧ください。
八代亜紀の死因は急速進行性間質性肺炎!
八代亜紀さんの死因は、急速進行性間質性肺炎と発表されてます。
聞きなれない病名ですが、進行度合いや症状についても気になりますね。
詳しく見ていきましょう。
八代亜紀の死因の5つの特徴を調査!
八代亜紀さんの死因となった急速進行性間質性肺炎についての特徴を詳しくご紹介します。
全部で5つあります。
①肺炎とは全く異なる病気
②慢性と急性に分類される
③膠原病との関係がある
④息切れと咳の症状がある
⑤強力な治療も効きにくい
一つ一つ詳しく見ていきましょう。
①肺炎とは全く異なる病気
間質性肺炎は、肺炎とは全く異なる病気だそうです。
肺という臓器をコップにたとえると、コップの中で起こる病気が肺炎で、コップ自身が侵される病気が間質性肺炎です。
引用:東京逓信病院
間質性肺炎の方がより広い範囲で病気が起こるそうです。
治療に関しても。コップの中を洗えば済む肺炎に比べて、コップ自身の修繕が必要な間質性肺炎は一般的に難治性とのこと。
とても怖い病気であることがわかりますね。
②慢性と急性に分類される
間質性肺炎は、「慢性」と「急性」の2つに分かれます。
●急性間質性肺炎(急速進行性間質性肺炎)→数日から数週の単位で急速に進行する
●慢性間質性肺炎→数か月から数年の単位でゆっくり進行する
また、慢性間質性肺炎の方が多いそうです。
八代亜紀さんの場合は、急性間質性肺炎となりますので、数日から数週間で進行したことがわかります。
③膠原病との関係がある
間質性肺炎は、ほとんどの場合は原因の特定ができないそうです。
しかし、八代亜紀さんは持病で「膠原病」を患っていました。
膠原病との関係も深いようです。
原因が推測されるもので最も多いのは、関節リウマチなど膠原病による間質性肺炎です。
引用:東京逓信病院
膠原病は合併症も多く、特に呼吸器系の合併症は注意が必要なようです。
膠原病の呼吸器合併症は,その頻度はもとより,膠原病患者の生命予後という点から見ても最も重要
引用:日本内科学会雑誌第98巻第10号
な合併症である。
④息切れと咳の症状がある
間質性肺炎は息切れと咳の症状が現れるそうです。
階段の上りや荷物を持った時に感じる➡️部屋の移動や服の着脱でも起こるようになる
少しずつ進んでいくため、初めは気づきにくく、レントゲンやCTで発覚することも多いようです。
⑤強力な治療も効きにくい
間質性肺炎の中でも急速性の場合は、強力な治療が効きにくいのだそうです。
数日から数週間で急速に呼吸困難が進行し,大量の副腎皮質ステロイド薬に免疫抑制薬を併用する強力な治療も奏功せず,呼吸不全が進行して短期間で死の転帰をとる頻度が高い。
引用:呼吸臨床 2017年第1巻1号(10月号)
特に、八代亜紀さんが抱えていた持病の「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」と併発することが多いそうです。
八代亜紀の闘病歴は?
八代亜紀さんは、2023年9月から闘病していたようです。
2023年の8月下旬に八代さんから体調不良の報告があったことと、いくつかの病院で診察を行って膠原病と診断されたことも明かしていました。
八代亜紀さんは、所属事務所の公式ホームページを通じて、以下のようにファンに呼びかけていました。
「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね。また皆様とお会い出来る日を楽しみに頑張ります!」
復帰を心待ちにしていた方は多く、非常に残念です。
まとめ
今回の記事では、八代亜紀さんの死因となった急速性間質性肺炎について、5つの特徴を調査しました。
持病の膠原病を患っていたこともあり、膠原病とも関係が深い病気でしたね。
突然の訃報に、多くの方がショックと悲しみの声を寄せています。
八代亜紀さんのご冥福をお祈りいたします。
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