2021年3月に北海道旭川市で凍死した女子中学生が受けていたいじめに関する報告書がネット上に流出しました。
流出した報告書は、黒塗りなしの状態で掲載されていたようです。
旭川市教育委員会は掲載されたサイトの運営者に削除を要請し、すでに報告書は削除されています。
今回の記事では、旭川いじめ報告書を黒塗りなしで掲載したサイトがどこなのか調査しました。
旭川いじめ報告書を黒塗りなしで掲載したサイトはどこで見れる?
旭川いじめ報告書を黒塗りなしで掲載したサイトは、以下のように報道されています。
いじめ撲滅をうたう市民団体が運営するサイトに掲載されていた
このサイトについて、匿名掲示板では「いじめ撲滅.com」というサイトが上がっていました。
実際にいじめ撲滅.comのサイトを見てみると、掲載した目的が発表されていました。
いじめ撲滅.comが掲載目的を発表
当該資料はすでに削除されているようです。
2024年6月25日にマスキングなしの報告書を掲載した2つの目的について発表しました。
- 文春オンラインの虚偽報道や黒塗りだらけの報告書によって、謂れのない誹謗中傷(いじめ)を受け続けている方々(主に教師たち)の汚名を少しでも晴らす
- 爽彩さんが、何に悲しみ、苦しんでいたのかを、社会に、正しく理解して貰うために、事実を明らかにする
覚悟を持って掲載していた
そして、法律に抵触する可能性があることも考慮の上で覚悟を持って掲載したことも公表しています。
最終的には、約7年間いじめ解決人を自称してきた者として、子供達に「いじめはするべきではない」と教えるべき立場にある一人の大人として「この状況を傍観する訳にはいかない」という気持ちが勝ちました。
「法を守って、人を見殺しにする」など本末転倒だと思ったからです。
「法があるから、いじめの被害者を救えない」というならば、私は、法を犯して人を救う道を選びます。
引用:いじめ撲滅.com
代表者の方の悲痛な思いが伝わってきます。
旭川いじめの黒塗りなし報告書は内部告発だった?
今回流出した黒塗りなし報告書は、一部の人間しか持っていないと報道されています。
調査報告書は、遺族側の意向でプライバシーに関わる部分を非公開とし、黒塗り処理した上で22年9月に公表された。
引用:文春オンライン
市教委によると、処理が施されていない報告書を持っているのは、市教委と道教委、文部科学省など一部に限られるという。
- 旭川市教育委員会
- 北海道教育委員会
- 文部科学省
ネット掲示板では、関係者による内部告発なのではないかという声も。
関係者しか入手できない資料なので、納得のいっていない誰かが告発した可能性も確かにありそうです。
しかし、詳細については一切発表されておりません。
憶測で誹謗中傷をすることは絶対にやめましょう。
教師に頼まれた?
別の匿名掲示板では、教師に頼まれたのではないかとの声も上がっています。
確かに、黒塗りなしの報告書を掲載した目的の一つにあったように、謂れのない誹謗中傷(いじめ)を受け続けている方々(主に教師たち)の中の誰かに頼まれたという可能性もあるかもしれません。
しかし、詳細については一切発表されておりません。
憶測で誹謗中傷をすることは絶対にやめましょう。
まとめ
今回の記事では、旭川いじめ報告書を黒塗りなしで掲載したサイトがどこなのか調査しました。
匿名掲示板では、いじめ撲滅.comのサイトが上がっていました。
実際にサイトを見てみると、黒塗りなし報告書を掲載した目的が発表されていたため、間違いないようです。
当該資料は現在削除されています。
また、流出の経路については一切公表されておりません。
ネット上では、内部告発や教師から頼まれたのではないかという声も上がっていました。
しかし、現時点で詳細が判明しておりません。
憶測で誹謗中傷を行うことは絶対にやめましょう。