2024年1月29日に漫画家の芦原妃名子さんが、栃木県内でお亡くなりになりました。
現場の状況などから自殺と見られているそうです。
芦原妃名子さんは、2023年10月から12月にかけて放送されたドラマ、「セクシー田中さん」の脚本をめぐってトラブルになっていたことを自身のブログやXで明かしていました。
今回の記事では、芦原妃名子さんの死因が自殺である3つの理由と、「セクシー田中さん」で何があったのかについて調査しました。
ぜひ、最後までご覧ください。
芦原妃名子のプロフィール
芦原妃名子さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:芦原妃名子
- 生年月日:1974年1月25日
- 出身地:兵庫県
- 血液型:O型
- 職業:漫画家
- 代表作:「砂時計」「セクシー田中さん」
砂時計はドラマ&映画化もされた
芦原妃名子さんの代表作である砂時計は、第50回小学館漫画賞少女向け部門を受賞しました。
単行本発行部数は累計700万部!
2007年にはテレビドラマ化され、2008年4月26日には映画が公開されました。
芦原妃名子の死因は3つの理由で自殺確定?
芦原妃名子の死因は、自殺と確定されるのは以下の3つの理由が考えられます。
①死亡前日にツイートしていた
②28日から行方不明届が出されていた
③自宅から遺書が見つかった
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①死亡前日にツイートしていた
芦原妃名子さんは、亡くなる前日に以下のツイートを残しています。
芦原妃名子さんは、セクシー田中さんのドラマの脚本をめぐって、トラブルがあったことをブログとXで公表していました。(現在は削除されている)
この件に関しては、記事の後半で詳しい経緯を記載しています。
②28日から行方不明届が出されていた
2024年1月28日から行方不明になっており、行方不明届が出されていたそうです。
警視庁では、芦原妃名子さんの行方を追っていました。
③自宅から遺書が見つかった
報道によると、自宅から遺書が見つかったとのこと。
遺書の内容に関しては、現時点では公表されていません。
遺書を残すということは、自殺の可能性か高いと見て間違いないのではないでしょうか。
芦原妃名子が川治ダムにいる姿を目撃 !?
芦原妃名子さんは、川治ダムで遺体が発見されました。
たまたま車で通りかかった方からの目撃情報も寄せられています。
服装の特徴も追記されていました。
白いコートに黒のロングスカート、小さいバッグを持っていたそうです。
服装については報道で公表されておりません。
この人物が芦原妃名子さんであったか断定はできませんが、続報が出たらこちらでお知らせいたします。
芦原妃名子は「セクシー田中さん」で何があった?
芦原妃名子さんが原作の漫画「セクシー田中」さんが、2023年10月から12月までドラマ化されていました。
原作自体はまだ完結していませんが、ドラマは全10話で完結しています。
そこで、ドラマ製作陣、日テレの三者間で脚本家の相沢友子さんをめぐってのトラブルが発生していたようです。
何があったのか、詳しく見ていきましょう。
セクシー田中さんドラマ化の経緯は?
まずは、セクシー田中さんのドラマ化の経緯から遺体で発見されるまでの経緯をまとめました。
- 2023年6月上旬:芦原妃名子さんがセクシー田中さんのドラマ化に同意
- 2023年8月:木南晴夏主演で10月期の日テレ系で連ドラ化すると発表
- 2023年9月:ドラマクランクイン
- 2023年10月22日:ドラマ放送スタート
- 2023年12月24日:ドラマ最終回放送。脚本家がインスタに「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑したが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」と説明
- 2023年12月28日:脚本家がインスタで改めて「この苦い経験を次へ生かし、これからも頑張っていかねばと自分に言い聞かせています」と心境を吐露
- 2024年1月18日:芦原妃名子さんがX解説
- 2024年1月26日:芦原妃名子さんがXとブログで9話と10話の脚本を自身の担当した経緯を出版元の小学館と相談して掲載。
- 2024年1月28日:芦原妃名子さんの行方不明届が警視庁に出される。芦原さんのXコメントは削除。午後1時11分に「攻撃したわけじゃなくて。ごめんなさい。」と謝罪コメントを投稿。ブログも夕方までに閉鎖された。
- 2024年1月29日:栃木県内で遺体で発見される。
途中から原作者本人が脚本を書く事態に!
ドラマの脚本については以下の流れがあったようです。
- ドラマ1~7話の脚本は相沢友子さんが完成させて芦原妃名子さんが修正
- 9話と10話は急遽の芦原妃名子さんが脚本を担当
- 9話と10話を観た視聴者達の評価はイマイチだった
かなり異例の事態ですよね。
なぜ原作者が脚本を書いたのか?
9話と10話の脚本を芦原妃名子さん自身が書く羽目になってしまった理由は、ドラマ化にあたって出していた条件と異なった脚本が出されていたからだそうです。
- 必ず原作漫画に忠実に描く。忠実でない場合は芦原氏が加筆修正をする
- 漫画が未完結ゆえドラマはオリジナルの終わり方となるが、ドラマが原作漫画に影響を与えないようドラマ終盤のあらすじやセリフは原作者が用意する
芦原妃名子さんは、上記2点の条件を提示していましたが、条件通りにはいかなかったようです。
もちろん、失礼な条件なのは自覚しているため、何度も確認を取って日テレに了承を取ったとも語っていました。
- 漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出された
- 作品の核として大切に描いたシーンがカットされ、理由を尋ねても納得のいく返事がなかった
- ドラマ終了まで脚本家とは一度も会えず、監督や演出などの制作スタッフともドラマ内容について直接話す機会がなかった
- 1~7話に関してはなんとか自分で脚本を加筆修正できたが、8話は修正できなかった
これは相当びっくりな話ですよね。
原作がまだ未完結である以上、ドラマの内容に関しては、制作スタッフと細かく打ち合わせしたいと思っていたと思います。
結局、一向に条件が守られないために9話と10話は芦原妃名子さんが脚本を書くことにしたそうです。
結果的には、
脚本家としては素人だったことと漫画の締め切りで多忙だったせいで力不足な結果に終わってしまった
という事態に・・・。
漫画家である芦原妃名子さんが、ドラマの脚本を書くというのは相当大変なことだったと思います。
脚本家がインスタで不満爆発?
そして、脚本家の相沢友子さんがインスタで以下のようなコメントを発表しました。(現在は非公開になっています)
9&10話を書いたのは私ではなく原作者なので誤解なきよう。今回の出来事でドラマ制作の在り方や存在意義について考えさせられた。同じことが二度と繰り返されませんように。
この投稿を受けて、芦原妃名子さん自身がブログとXでことの経緯を説明する事態に発展しました。
現在では、Xの投稿もブログも削除されています。
この一連の騒動が、今回の死因に繋がっているという可能性は高そうです。
死因の自殺理由①で記載したXのツイート文の「ごめんなさい」というのも気になりますよね。
芦原妃名子さんに対する日テレの追悼コメント
芦原妃名子さんの死去を受けて、日テレからは以下のコメントが発表されています。
芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
引用:日本テレビ
2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。
本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております
また、このコメントを受けて世間からは非難の声が相次いでいます。
世間の声は?
日テレが発表したコメントを受けて、多くの非難の声が上がっていました。
産品を尊重する声があればという声。
芦名先生が脚本を書いた経緯について触れずにコメントを出したことに対して腹が立ったとの声。
責任回避や他人事のようなコメントだという声。
その他にも数多くの追悼コメントなどが上がっています。
芦原妃名子さんに対する小学館の追悼コメント
2024年1月30日に小学館からも追悼コメントが発表されました。
漫画家の芦原妃名子先生が、逝去されました。
『砂時計』で第50回、『Piece』で第58回小学館漫画賞を受賞され、2017年からは7年にわたり「姉系プチコミック」で『セクシー田中さん』をご執筆いただいておりました。
先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております。
引用:小学館
連載については、2023年12月5日発売号が最後の作品になると発表しています。
芦原妃名子さんへ原作漫画家からのコメント
これまでにドラマ化された経験を持つ有名漫画家も、芦原妃名子さんの急死を受けてコメントを投稿しています。
「辛い…。辛すぎる。」「自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない」「今、誰かを責めようとしてる人たち。もう本当にやめて欲しい」
「えええ、、、もう、そんな…芦原先生、言葉にならない」
「芦原先生、うそでしょう、こんな…」
「…信じられない…。なんてこと…」「やり切れなさ過ぎる…。こんな世の中おかしくないですか?」
「言葉がない。つらすぎる」
「とんでもなく残念なニュースを目にした。同業者の嘆きの経緯は眺めていたがこんなことになるとは。気持ちがわかるだけに胸が痛い。業界では幾度も繰り返されてきたことではあるが今回の件はもう取り返しがつかない。とにかく残念だ」
芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。
【続報】日テレ社内特別調査チームを設置
2024年2月15日に日テレが新たにコメントを公表しました。
日テレで車内特別調査チームを設置したそうです。
日本テレビは今回の事態を極めて厳粛に受け止め、これまで独自に社内調査を行っておりましたが、原作漫画「セクシー田中さん」の出版社であり、ドラマ化にあたって窓口となっていただいた小学館にもご協力いただき、新たに外部有識者の方々にも協力を依頼した上、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置することにいたしました。
引用:日本テレビ
早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努めてまいります。
実態について、早く明らかになることを期待したいですね。
【続報】芦原妃名子の調査内容を5月に公表?
2024年3月13日の朝日新聞デジタルで、芦原妃名子さんの今回の件について2024年5月上旬にも調査内容を公表することを目指して、制作の経緯を調べていることがわかったようです。
また続報が発表されましたらお知らせいたします。
【続報】芦原妃名子の調査結果が公開!!
2024年5月31日に芦原妃名子さんの件で調査結果が公開されました。
そこでは、なんと芦原妃名子さんが主張していた「必ず漫画に忠実に」ということが伝わっていなかったことが発覚しました。
小学館と制作サイドでの食い違いとは?
ドラマを企画した日テレ制作関係者の間では、「小学館から未完部分はドラマオリジナルのエンドでいい」という認識だっったようです。
しかし、小学館側は「完部分は原作に影響を与えないよう、原作者が提案するものをベースにしたドラマオリジナルエンドでよい」という趣旨で話していたことが発覚。
この時点で双方の食い違いが発生しています。
3つの条件も伝わっていない
芦原妃名子さんが提示していた下記の3つの条件も小学館から文書や口頭で伝えられていなかったようです。
- 必ず漫画に忠実に
- 未完の漫画の今後に影響を及ぼさないよう“原作者があらすじからセリフまで”用意する
- 原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい
脚本家にも伝わっていなかった
さらに、セクシー田中さんの脚本を担当していた相沢友子さんにも、芦原妃名子さんの意向が伝わっていなかったようです。
ドラマ化にあたって「必ず原作に忠実に」「終盤は本件原作者が脚本を書くこともあり得る」という条件については、制作のコアメンバー側は、そのような条件が小学館から出されているという認識がなかったため、この意向は脚本家にも伝えられていなかった。
引用:ライブドアニュース
芦原妃名子は結婚して子供がいる?
➡️旦那は心療内科医!?
相沢友子は5つの理由で結婚していない!
➡️脚本家として仕事一筋だった?
相沢友子の学歴は?
➡️芸能活動多忙で大学は進学しなかった?