大谷翔平選手の臨時通訳として注目を集めている、ウィル・アイアトンさん。
実は、元プロ野球選手で吉本興業にも所属していたことがあるという異色の経歴の持ち主でした。
今回の記事では、ウィル・アイアトンさんの経歴についてご紹介します。
ウィル •アイアトンのプロフィール
ウィル •アイアトンさんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:ウィル •アイアトン(Will Ireton)
- 生年月日:1988年12月21日
- 出身地:東京都
- 国籍:アメリカ合衆国
- 身長:177.8cm
- 体重:74.8kg
15歳まで日本で過ごす
ウィル・アイアトンさんの両親は、父親が日系アメリカ人2世で母親がフィリピン人です。
生まれたのは東京都で15歳まで東京で育ったそうです。
ウィル・アイアトンさんの学歴については、こちらの記事で詳しくまとめています。
合わせてご覧ください。
ウィル •アイアトンの経歴は?
ウィル・アイアトンさんの経歴をご紹介します。
2011年:トップアカデミックアスリート賞を受賞
2011年には、トップアカデミックアスリート賞を受賞しました。
これは、大学3年次のスポーツ部の中で最も成績が高い学生に渡される賞です。
2012年:コリススチーア賞を受賞
2012年は、コリススチーア賞を受賞しました。
これは、大学全スポーツ部の中で最も成績が高い学生に渡される賞です。
2012年:IBAF2012年アジアカップにフィリピン代表として出場
2012年に、IBAF2012年アジアカップにフィリピン代表として出場しました。
大学卒業と同時に、第3回WBCに合わせてフィリピン代表がトライアウトを実施するのを知り、トライアウトを受験して見事合格し、WBCフィリピン代表としてプレーすることに成功したそうです。
代表時代の様子がこちら。
ユニフォーム姿が様になっていますね。
2013年:テキサスレンジャーズとマイナー契約
2013年には、テキサスレンジャーズとマイナー契約を結びます。
しかし、
「自分の限界を感じました」
とわずか1年で現役引退を決意します。
2014年:田中将大選手のニューヨークタイムスの記事を書く
2014年には、田中将大選手の記事を書いていました。
当時は、日本でニューヨークタイムズが田中将大選手の通訳を探しており、ウィル・アイアトンさんに声がかかったようです。
田中将大選手の高校や、コーチにインタビューを行って、田中将大選手をニューヨークに紹介するライターとして活躍。
野球を辞めた後に、ニューヨークタイムスの記事執筆がやってくるとは、すごいご縁ですね。
この記事がきっかけでヤンキースに入団して、田中将大選手の通訳やアシスタント業務についています。
2015年:吉本興業に所属⁉︎
ウィル・アイアトンさんは、実はよしもとに所属していた過去があります。
よしもとでは、スポーツマネジメント業務を担当していたそうですよ。
吉本興業入社に関しては、
入らせていただいただけで光栄です
と笑顔で語っていました。
2015年シーズンのオフに元メジャーリーガーで前楽天監督の石井一久さんのYouTubeチャンネルに出演したこともあります。
ご自身の来歴について、軽快なトークを披露しています。
2015年:WBCチームフィリピンのゼネラルマネージャーとして活躍
2015年には、WBCチームフィリピンのゼネラルマネージャーになりました。
米国在住のフィリピン系アメリカ人マイナーリーグ選手とフィリピン在住のフィリピン人有望選手でチームを創設する任務を負っていたそうですよ。
2016年:ドジャースに入団
2016年にドジャースに入団し、前田健太選手の通訳を務めました。
当時の状況について、以下のように語っています。
「最初はとにかく1年間クビにならないように必死でしたが、何とか3年間やらせてもらい、選手側の1人としてメジャーの現場にいる中で、前田投手に届けられるデータを説明しているうちに、徐々にそうした分野に興味を持つようになりました」
チームメイトからは、「ウィリー」の愛称で親しまれており、仲間内でも人気者だそうです。
前田健太選手のインスタでは、ウィル・アイアトンさんの陽気な一面も垣間見ることができました。
2019年:ドジャースの3A系列チームの育成コーチに就任
2019年には、ドジャースの3A系列チームの育成コーチに就任しました。
ここでは、チーム内の日常業務にテクノロジーとデータを適用する方法を学んだそうです。
その他、一塁手のコーチも務めていました。
2020年:ドジャース編成部に就任
2020年にはドジャーズの編集部に就任します。
パフォーマンスオペレーションコーディネーターとして、選手の能力開発を担当しました。
2022年:主任に昇進
2022年には、ドジャース編成部の選手育成能力開発の主任に昇進しました。
シーズン中はメジャーリーグチーム内の日常プロセスを管理し、オフシーズン中は部門を超えたコラボレーションが必要なプロジェクトを監督しているそうです。
2024年:大谷翔平と山本由伸の通訳
現在では、大谷翔平選手と山本由伸選手の通訳を担当しています。
先日の大谷翔平選手の会見時にも活躍していましたね。
まとめ
今回の記事では、ウィル・アイアトンさんの経歴をご紹介しました。
学生時代から勉強もスポーツも万能で優秀な方であることがわかりましたね。
一時期はプロ野球選手としても活躍していたこともあるので、選手の気持ちに寄り添った通訳として活躍していくでしょう。
ウィル•アイアトンの学歴は?
➡️ハワイでトップ3の高校で大学では最優秀賞も!!